セリエAに挑戦した鎌田だが…… photo/Getty Images
フランクフルトからのステップアップへ動いたが……
ドイツのフランクフルトでヨーロッパリーグを制するなど成功を収めてきた日本代表MF鎌田大地は、昨夏にステップアップへと動いた。新天地となったのはイタリア・セリエAのラツィオだが、現状上手くいっているとは言い難い。
シーズン序盤から指揮官マウリツィオ・サッリを納得させることができず、最近もベンチを温めるゲームが多い。ここまでリーグ戦18試合で1ゴール1アシストは満足できる成績ではない。
そんな鎌田には、早くもドイツ復帰の話題が出ている。行き先候補に挙がっているのは、同じ日本代表で活躍するDF板倉滉も所属するボルシアMGだ。
この話題に独『Frankfurter Rundschau』も反応していて、「彼はアイントラハト・フランクフルトで成長したが、現在はラツィオのベンチで低迷している。鎌田大地は近いうちにブンデスリーガに復帰するのだろうか?」と今夏の動きに注目している。
昨夏の鎌田にはアトレティコ・マドリードやミランなど、ラツィオの他にも様々なクラブが新天地候補に挙げられていた。しかしスムーズに決まったわけではなく、噂だけが先行しているところもあった。結局ラツィオ行きが決まったのは8月に入ってからだ。
今は出番も減少していて、チームもセリエAで9位と良い位置にいない。ラツィオ移籍が成功に繋がっているとは言えない状況で、慣れているブンデスリーガへの復帰も悪い選択肢ではないだろう。