ローマで結果を出してきたエイブラハム photo/Getty Images
前節のサッスオーロ戦でついにベンチ入り
昨夏に左膝の前十字靭帯を負傷し、長期離脱していたローマFWタミー・エイブラハムがチームに戻ってきた。
今季はずっとリハビリの日々だったが、前節のサッスオーロ戦でついにベンチ入り。
まずは負傷前のパフォーマンスを取り戻すことが目標となるが、伊『Gazzetta dello Sport』は早くもエイブラハムに期待をかけている。今季はロメル・ルカクが前線で奮闘しているが、ルカクはチェルシーからレンタルで加わっている選手だ。今夏の去就は不透明で、その場合はエイブラハムが前線の軸になる可能性がある。
何よりエイブラハムはローマで通算107試合をこなし、36ゴール12アシストと見事な成績を残している。現在の攻撃的なダニエレ・デ・ロッシ体制にフィットすれば面白い戦力となるはずで、すでにセリエAで戦えることが証明されているのは心強い。
本格的な復帰は新シーズンからとなるだろうが、エイブラハムは以前のパフォーマンスを取り戻せるか。