メイヌーが目指すべき姿はスコールズ? 元マンUのストライカー...の画像はこちら >>

プレミア最高のMFの1人であるスコールズ photo/Getty Images

ベリンガムとの比較も

マンチェスター・ユナイテッドのストライカーだったルイ・サハ氏は、今季ユナイテッドで台頭したコビー・メイヌーはクラブレジェンドのポール・スコールズのようになれると考えているようだ。

メイヌーは今、ユナイテッドで最もホットな選手と言っても過言ではなく、先月にはイングランド代表にも初招集され、インパクトを残した。

サハ氏は18歳ながらも多くの注目を集めているメイヌーと20歳でレアル・マドリードの新エースとなったジュード・ベリンガムには、年齢に見合わない冷静さと天賦の才能があると、『PaddyPower』にて語った。

一方で、186cm身長のあるベリンガムと175cmのメイヌーではフィジカル的に差があるとも言及。物理的にはベリンガムのようにはいかないと語りながらも、メイヌーのスキルセットを最も活かせる例として、小柄ながらもプレミアリーグを代表する中盤として君臨したスコールズを挙げた。

「私は、神からその体格の恩恵を受けられなかったある選手を覚えている。彼は背も高くなく、速くもなかったし、技術的には安定していたが、マーカス・ラッシュフォードやクリスティアーノ・ロナウドのようなものでもない。それがポール・スコールズだった。
彼はチームを仕切っていたし、世界中のミッドフィールダーは皆、彼がお気に入りの選手の一人だと言うだろう」

「メイヌーが持っている資質は1つや2つだけではなく、すべてを兼ね備えている。でも同じミスを犯さないように、もう少し効果的にプレーする方法を見つけなければならない。安定したプレイができれば、間違いなくマンチェスター・ユナイテッドで最も偉大な選手の一人になるだろう」

スコールズは168cmという小柄な体格ながらも、強烈なシュートや正確なパスを武器にピッチの中央で存在感を発揮した。多くのタイトルを獲得した同選手はユナイテッドのみならず、プレミアリーグで唯一無二のミッドフィールダーとなった。ユナイテッドOBも期待を寄せるメイヌーは、かつてクラブに数多くのタイトルをもたらしたレジェンドのように栄冠をもたらす選手となれるか。