今季はパフォーマンスが安定しないラッシュフォード photo/Getty Images
ゴードンやパルマーも台頭
元チェルシーのフローラン・マルダ氏はEURO2024のイングランド代表メンバーにマンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォードは選ばれない可能性があると、『Gambling Zone』にて語ったことを『Mirror』が伝えている。
EURO2024の優勝候補の一角として考えられているイングランド代表は黄金時代とも言われるほど、豪華メンバーを揃えており、メンバーに入るのは至難の業だと考えられている。
「コール・パルマーはこの大会のイングランド代表に選ばれなければならない。今シーズン、私は彼をよく見てきたが自信に満ちており、ピッチ上では責任を負い、チームメイトを向上させる選手を見てきた。彼は左でも右でもプレイできる。チェルシーでは、彼がチームメイトと連携するためにピッチ上を自由に動き回っているのを見てきた」
「マーカス・ラッシュフォードのポジションが危うくなっている。ガレス・サウスゲイトは大きな決断を下さなければならないと思う。
「ボールのないところでは、ラッシュフォードはハードワークが足りない。今シーズンのマンチェスター・ユナイテッドで彼が戻らなかったり、カバーリングを怠った映像は誰もが目にしたことだろう」
マルダ氏はラッシュフォードのボールを持っていない部分での仕事量を指摘している。一方で同じポジションのジャック・グリーリッシュに関してはプレスバックなど守備における姿勢を称賛しており、「イングランド代表の左サイドの素晴らしいオプションになると思う」と語っている。ラッシュフォードの守備への姿勢は度々批判されており、プレスをかけなければならないところでピッチを歩く姿もよく見受けられる。
マルダ氏はパルマーの名前を出したが、左ウイングにはニューカッスルで躍動しているアンソニー・ゴードンもおり、3月のイングランド代表メンバーに初招集された際はラッシュフォードより長い時間プレイし、アピールに成功している。このままではラッシュフォードは落選しても不思議ではないが、シーズン終盤に評価を覆すパフォーマンスを見せることはできるか。