今夏の去就が注目されている2人 photo/Getty Images
退団の噂も浮上
アーセナルの指揮官ミケル・アルテタは今夏の去就が騒がれているガブリエウ・ジェズスとオレクサンドル・ジンチェンコについて言及した。
今シーズンも昨シーズン同様にマンチェスター・シティとリヴァプールとのタイトル争いを繰り広げているアーセナル。
そんななか、去就が注目されていたのは昨シーズンよりアーセナルでプレイするジェズスとジンチェンコだ。アルテタがシティから連れてきた2人は昨シーズン、アーセナルをステップアップさせるために奮闘。新たな風をもたらした。しかし今季、ジェズスはプレミア4ゴールに留まり、さらに怪我に悩まされるシーズンを送り、ジンチェンコも守備面を指摘され、絶対的な存在ではなくなりつつある。
プレミアリーグ第36節のボーンマス戦を前に、「ジェズスとジンチェンコがあまり必要とされていないのは、チームの進歩の証なのか」と、問われたアルテタは2人の重要性を主張している。
「いいえ。彼らはチームにとって非常に重要な選手だ。彼らの貢献は非常に重要であり、彼らがいてくれて本当に良かった。彼らは確かに、プロセスを加速させ、信念を生み出すのに手助けしてくれた2人の選手であり、彼らの存在は成功のために非常に重要だった」(英『The Athletic』より)
アルテタは2人の重要性を主張したが、新たなストライカー獲得が濃厚なチームの中でジェズスは結果を残す必要があり、ジンチェンコもユリエン・ティンバーが完全復活したら、来季は出場時間に悩まされるかもしれない。急速な成長を見せるアーセナルの中で2人もさらなる成長が求められるだろう。