プレミア4戦連発、7ゴールのハーランド キーン氏の “リーグ...の画像はこちら >>

今季プレミア25ゴールを達成 photo/Getty Images

前半だけでハットトリック

プレミアリーグ第36節でウルブズと対戦したマンチェスター・シティ。首位アーセナルが先に試合を行い、勝利を収めたため、シティにはプレッシャーがかかる中での試合だった。



しかし、この試合のシティは素晴らしいパフォーマンスを見せた。動きが悪かった前節とは一転、選手たちの動きは軽快でキックオフ直後からゴールに迫った。5-1で大勝を収めたこの試合で圧巻のパフォーマンスを見せたのがFWアーリング・ハーランドだ。前半のうちに2本のPKと打点の高いヘディングでハットトリックを達成。後半にはフォーデンのパスに抜け出し、豪快にネットを揺らした。

文句なしの活躍を見せたハーランドは試合後に、第30節のアーセナル戦でスコアレスドローに終わった後、ロイ・キーン氏に「まるでリーグ2(イングランドの4部相当のリーグ)の選手のようだ」と言われた件について触れた。
このことをインタビューにて聞かれたハーランドは「私はあの男のことはそれほど気にしていないから、それでいいんだ」とコメント。

キーン氏のこの発言に同意していたマイカ・リチャーズは英『Sky Sports』にて、「彼はケガから復帰して以来、新たな自信が芽生えている。彼のオールラウンドなプレイは、私が最も感心している点だ。彼はまだ若い選手だから、上達するだろう」と話しており、4ゴールを決めたハーランドを絶賛している。

アーセナル戦やCLラウンド8のレアル・マドリードとの2試合では得点を奪えなかったハーランドだが、リーグ戦では出場した4試合連続で得点を決めており、その間7ゴールという素晴らしい成績を残している。もちろんまだまだハーランドにも改善点は多いかもしれないが、批判を受けて以降、同選手のパフォーマンスは上がっており、しっかりと結果を残して自身の価値を証明している。