K・フィリップスは “謎の負傷”で今季終了か 再起を図るレン...の画像はこちら >>

ウェストハムでも苦戦を強いられた photo/Getty Images

今冬にウェストハムにレンタル

今冬にマンチェスター・シティからウェストハムにレンタル移籍をしているMFカルヴィン・フィリップスは怪我を負ってしまったため、今シーズンが一足先に終わってしまう可能性があるようだ。英『The Athletic』が伝えている。



フィリップスは2022年の夏にリーズからシティに移籍。ロドリのポジションを脅かす存在として活躍が期待されたが、ペップ・グアルディオラのサッカーに馴染めず。今季はロドリが出場停止の試合もあり、その間の奮起が期待されたが、アピールまでとはいかず、リーグ戦での出場は4試合に留まっていた。

シティでは厳しい状況に陥っていたフィリップスはシーズン終了後の6月に開催されるEUROにイングランド代表として出場すべく、出番を求めてウェストハムに今冬からレンタル移籍をしている。しかし、ウェストハムでも失点につながるミスや退場してしまう試合もあり、わずか10試合の出場に留まっている。

レンタル先でも苦戦を続けるフィリップスだが、同メディアによると、現在原因不明の怪我を負ったため、ウェストハムとシティのどちらで治療を受けるのかを話し合っているところだという。
リーグ戦はまだ3試合残っているものの、ひと足先にシティに戻ってくる可能性があるようだ。

キャリア再建を図ってのレンタル移籍だったが、ウェストハムでも全10試合のうちスタメンは3回のみとなっており、状況は改善されていない。フィリップスはイングランド代表指揮官ガレス・サウスゲイトのお気に入りの1人であったが、怪我がなかったとしてもEURO行きは厳しかっただろう。

「史上最悪のローン」とまでファンに言われてしまったフィリップスにとって、今シーズンも悔しい1年となってしまった。