マンUがマイケル・オリーセの獲得を狙う? 今季16試合の出場...の画像はこちら >>

多くのビッグクラブが狙うオリーセ photo/Getty Images

プレミアリーグで獲得競争か

マンチェスター・ユナイテッドは、マイケル・オリーセが今夏クリスタル・パレスを退団した場合の獲得競争をリードしていると『Mirror』紙が伝えている。

2021年7月にレディングから移籍して以来、22歳のオリーセはクリスタル・パレスで印象的なプレイを見せている。

昨シーズン、プレミアリーグでオリーセの11アシストより多くアシストに貢献した選手は3人しかいなかったが、今シーズンもその調子を維持しており、ハムストリングの負傷に泣かされ16試合の出場に留まっている中で、7ゴール4アシストを記録している。

『ESPN』によれば、ジム・ラトクリフ共同オーナーはオリーセを今夏の再建における重要なターゲットとしており、マンUはオリーセの獲得を最有力視しているという。オリーセの契約には、今シーズン終了後に有効になる放出条項があり、マンUが獲得するために必要な金額は不明だが、以前の契約にあった3500万ポンドよりも高額な5000万ポンドから6000万ポンドほどと予想されている。

マンUは、ファイナンシャル・フェアプレイ(FFP)の制約を考慮し、移籍予算を増やすためにアーロン・ワン・ビサカを放出することも考えられる。また、マンUとパレスの交渉は現実的にはまだ進んでおらず、他のプレミアリーグのクラブとの競争に直面する可能性がある。

チェルシーは昨夏、オリーセの契約にある3500万ポンドの放出条項を発動させたとみられていたが、契約は実現せず、結果オリーセは残留を選択し、代わりにパレスでの新契約を結んだ。


リヴァプールはオリーセに興味を示しており、今夏にモハメド・サラーがクラブを去ることになれば、獲得に向けて興味を強めるかもしれない。一方、アーセナルはオリーセをスカウトしているとされており、シティは過去にこのウインガーの獲得を噂されたことがある。この3チームは来季のチャンピオンズリーグに出場できるため、マンUが他のビッグクラブに劣る点があるとすれば、プレミアリーグでの順位がチャンピオンズリーグ出場圏外の6位に位置していることだ。

ラトクリフ氏主導の下、今夏にクラブの大改革が予想されているマンUにとって、まだ22歳と若く才能に溢れ、プレミアリーグの舞台でも数字を残しているオリーセは魅力的な選手だ。なんとしてでも獲得を実現させたいところだろう。