サンチョにユナイテッド復帰の選択肢はなし? ドルトムントは再...の画像はこちら >>

来季もドルトムントでのプレイを希望 photo/Getty Images

買取義務のつくレンタルを希望

今夏にマンチェスター・ユナイテッドからドルトムントにレンタル移籍をしているFWジェイドン・サンチョは今夏の去就が注目されている。

ユナイテッド指揮官エリック・テン・ハーグと衝突後、チームに居場所を失った同選手は今冬に古巣であるドルトムントにシーズン終了までのレンタル移籍を果たした。

レンタル先では公式戦17試合に出場し、3ゴール2アシストを記録している。CL準決勝1stレグのPSG戦では圧巻のプレイを見せ、かつてのサンチョの輝きが垣間見えた。

今シーズン終了後サンチョがユナイテッドに戻ってくるのかどうかは注目されていたが、独『Sky Germany』のPatrick Berger氏は自身のXにて、「ジェイドン・サンチョは、エリック・テン・ハーグが監督を続けるかどうかに関わらず、マンチェスター・ユナイテッドに戻るつもりはない、と情報筋は語っている」と投稿。さらに同氏によると、ユナイテッドは売却を検討しているが、まだ値段は設定されていないようだ。

サンチョはドルトムントに満足しており、テン・ハーグの去就関係なく、残留することを望んでいるという。一方のドルトムントもサンチョには満足しているようだが、今夏に完全移籍で獲得することは金銭的に厳しいと考えているようだ。
そのため、来シーズン終了後に買取義務がつく2度目のレンタル移籍を検討しており、間も無く両クラブ間での交渉が開始する予定だという。

2021年に推定7300万ポンドでユナイテッドにやってきたサンチョは、ここまでユナイテッドで公式戦82試合に出場し、12ゴール6アシストを記録している。高額な移籍金で獲得をしたが、ユナイテッドではそれに見合う活躍を残せているとは言えない。

レンタル先の古巣で再び輝きを放っているサンチョの去就はどのような形で決着するだろうか。