冨安の左SBこそベストの選択か ボーンマス戦のパフォーマンス...の画像はこちら >>

ボーンマス戦で活躍した冨安 photo/Getty Images

3-0の完勝に貢献

プレミアリーグ制覇へ1試合も落とせないアーセナルは4日にボーンマスと対戦し、ブカヨ・サカらのゴールで3-0の快勝を収めた。

理想的な勝利だが、このゲームで高い評価を得たのが左サイドバックとしてフル出場したDF冨安健洋だ。



アーセナル専門メディア『Pain In The Arsenal』はボーンマス戦で傑出していた3選手をリストアップしているが、そこにMFデクラン・ライス、カイ・ハフェルツとともに冨安を選出している。今季も冨安は負傷離脱していた時期があってフル稼働とはなっていないが、やはりポテンシャルは抜群だ。

「冨安は今季も怪我に悩まされていて、その結果今季もチームにそこまで大きな影響を与えていない。しかし、ボーンマス戦ではついにベストパフォーマンスを発揮した。オーバーラップでレアンドロ・トロサールをサポートし、ガブリエウ・マルティネッリにもチャンスボールを与えた。チームメイトがもっと決定的であれば、冨安は少なくとも1アシスト記録できただろう。
ゲーム全体で冨安は4回のクリア、デュエル勝利数10回、ボールタッチは60回のタッチを記録し、28本のパスを成功させた」

左サイドバックはオレクサンドル・ジンチェンコ、ヤクブ・キヴィオルも選択肢だが、攻守のバランスを考えれば冨安がベストな選択か。ボーンマス戦では冨安も指揮官ミケル・アルテタの期待に応えており、最終ラインの安定感を考えれば右からベン・ホワイト、ウィリアム・サリバ、ガブリエウ・マガリャンイス、冨安の並びがベストと言える。