PSGからローマに来ても存在感薄く たった“260分”しかプ...の画像はこちら >>

ローマにレンタル移籍しているR・サンチェス photo/Getty Images

ビッグクラブ2度目の挑戦も苦戦気味

シーズン途中よりOBのダニエレ・デ・ロッシを指揮官へ招聘し、印象的な戦いを見せるローマ。チームはトップ4入り&ヨーロッパリーグ制覇を目指して奮闘中だが、その戦いにほとんど関与できていない選手がいる。



今季パリ・サンジェルマンからのレンタルで加わっているポルトガル人MFレナト・サンチェスだ。

サンチェスの名前が有名になったのは、ポルトガル代表が優勝したEURO2016で大会最優秀若手選手賞を受賞したことだろうか。期待の若手MFとして知名度を上げたのだが、そこからはアップダウンの激しいキャリアを過ごしている。

同年に移籍したバイエルンで出番を失い、2019年に移籍したフランスのリールで復活。その活躍から同じフランスの名門パリ・サンジェルマンにステップアップを果たしたが、パリでは十分な結果を残せなかった。

それはレンタル移籍した今季のローマでも同じで、怪我の影響もあって存在感がかなり薄い。
今は復帰しているが、デ・ロッシ体制でもほとんど出番がない。ここまで全コンペティション合わせて260分しかプレイしていないのだ。

ローマはもちろん、所属元のPSGもサンチェスを戦力に計算していないだろう。リールでの活躍から再びビッグクラブでプレイするチャンスを得たが、今夏には再び状況が変わることになりそうだ。