「私も大きな転換期を迎えた一員」 ファン・ダイクは残るのか?...の画像はこちら >>

今夏のファン・ダイクの去就はどうなるのか photo/Getty Images

スロット監督就任が濃厚

リヴァプールは今シーズン終了後にユルゲン・クロップ監督が退任するため、主力選手の何名かの去就が注目されている。

フェイエノールトの指揮官アルネ・スロット氏がリヴァプールの次期指揮官に就任することが濃厚と考えられており、今夏に新たなチーム作りを行う可能性が高い。

そんななか、去就が騒がれているキャプテンのフィルジル・ファン・ダイクはトッテナム戦(4-2)の後、クラブに残留することを示唆するコメントを残している。

「今は残り2試合に集中し、その後クラブは新監督が誰になるかに集中する。私も大きな転換期を迎えた一員だ。ニュースがないのだから、私が話すことは何もない。クラブは新監督を誰にするかで大忙しで、それが最大の関心事だと思う。さっきも言ったように、僕はここでとても幸せだし、このクラブを愛している。
みんなもそう思っているはずだ。もう僕の人生の大部分を占めている」(英『Daily Mail』より)

ここ最近は思うような結果を残せず、三つ巴のタイトルレースで後退してしまったリヴァプール。しかしトッテナム戦では終盤までリヴァプールらしい戦いを見せ、勝利を飾った。タイトル争いはアーセナルとマンチェスター・シティの一騎打ちになったという見方も多く、リヴァプールは監督が変わる来季の動きに多くの注目が集まっている。

しかし、クロップが率いるリヴァプールも残り2試合となっており、クラブに大きな功績をもたらした指揮官をいい形で送り出すためにも全勝を飾りたいところだ。アストン・ヴィラとウルブズという簡単ではない相手が続くが、クロップ・リヴァプールの集大成に注目したい。