ドルトムントがPSG撃破! レジェンドDFフンメルスのヘディ...の画像はこちら >>

ゴールを喜び合うドルトムントの選手達 photo/Getty Images

敵地で完封勝利

7日(現地時間)、ボルシア・ドルトムントはパリ・サンジェルマンとのUEFAチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグに臨み、1-0で勝利した。

試合は、序盤から猛攻を仕掛けるパリに対して、ドルトムントが粘り強い守備で対抗するという展開が続いた。

パリが誇るウスマン・デンベレ、キリアン・ムバッペの両ウイングに対してはサイドバックとウイング、センターフォワードのゴンサロ・ラモスも両センターバックがケアするという形でパリに決定機を作らせず、0-0のスコアレスで前半を折り返した。

すると、後半立ち上がりの50分にドルトムントは左からのコーナーキックを獲得。この場面でキッカーのユリアン・ブラントがファーサイドに蹴ったボールをマッツ・フンメルスが頭で合わせ、ドルトムントが先制する。

その後、パリはマルコ・アセンシオ、イ・ガンインら攻撃的な選手を相次いで投入して一層の攻勢に出たが、5バックに切り替えたドルトムントの堅守を崩せず1-0のままタイムアップ。2戦合計2-0でドルトムントが2012-13シーズン以来の決勝進出を決めた。

今季のチャンピオンズリーグ決勝は、6月1日にイングランドのウェンブリースタジアムで行われる。
ドルトムントにとっては奇しくも前回の決勝進出時と同じ舞台。ユルゲン・クロップ監督(現リヴァプール)指揮のもと、バイエルン・ミュンヘンを相手に優勝まであと一歩と迫りながら敗れた舞台で1996-97シーズン以来2度目の欧州制覇を目指すこととなった。