フリー契約で左利きCBの獲得は大きい またも「着実補強」のニ...の画像はこちら >>

契約は今シーズン限りで満了に photo/Getty Images

左SBもこなせる

ニューカッスルは今夏の契約満了となるボーンマスDFロイド・ケリーとフリーで契約することに合意した、と仏『Foot Mercato』は伝えている。

ブリストル・シティのアカデミー育ちであるケリーは2015-16シーズンよりトップチームに帯同し、2017-18シーズンにチップチームデビューを飾った。

その後2019年に現在も所属するボーンマスに移籍を果たしたが、当時から若手注目株として多くのクラブから注目を集め、リヴァプールも長年動向を監視してきた。昨夏にはトッテナムが2000万ポンドでオファーしたという噂もあり、さらにACミランもケリーの獲得に興味を持っていたクラブの1つと考えられてきた。

希少価値の高い左利きのCBであるケリーは左SBもこなすことができ、その柔軟さも魅力の1つ。さらに以前ボーンマスを指揮していた現ニューカッスルの指揮官エディ・ハウとも一緒に仕事をしており、お互いのことをよく知る関係性だ。ニューカッスルは今夏、財政的な側面から主力選手の売却を強いられる可能性があり、大金を使用してビッグネームをたくさん連れてくることは厳しいと考えられている。そんな中で、プレミアリーグをよく知るディフェンダーをフリーで獲得できるのは、これまでも補強ポイントを着実に補ってきたニューカッスルにとって大きい。


今シーズンは、公式戦23試合に出場し、1ゴール1アシストに終わっているケリー。ここまで怪我に悩まされるシーズンを送っており、なかなか出場時間を積み重ねることができていない。

これまでも様々なクラブから関心を示されてきたケリー。契約満了となる今夏にとうとうニューカッスルへとステップアップを果たすのか。注目だ。