ニューカッスル&バイエルンが興味 アーセナルがジンチェンコの...の画像はこちら >>

今夏の去就が注目されているジンチェンコ photo/Getty Images

わずか2年でアーセナルを離れる可能性も

アーセナルは今夏の去就が注目されているウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコの価格を設定したようだ。スペイン『FICHAJES』が報じている。



2016年にマンチェスター・シティにやってきたジンチェンコは、元々攻撃的な選手だっったが、左SBにコンバートされると出場時間を確保。数々のタイトル獲得に貢献してきた。そして2022年夏にシティからミケル・アルテタ率いるアーセナルへ移籍。昨シーズンはアーセナルの飛躍において欠かせない役割を担い、地位を確立した。

今シーズンもここまで公式戦34試合に出場し、1ゴール2アシストを記録しているジンチェンコだが、3月頭に怪我から復帰して以降、リーグ戦9試合のうち5試合の出場となり、冨安健洋とヤクブ・キヴィオルを前に序列を落としていると考えられている。さらに長期離脱していたユリエン・ティンバーも復帰した際にはジンチェンコの出場時間は減少する可能性があり、今夏の去就が注目されていた。


依然として同選手の重要性をアルテタは語っていたが、同メディアによるとジンチェンコにはバイエルンやニューカッスルが興味を示しているという。そんななか、アーセナルは同選手の評価額を約4500万ユーロ(約75億円)に設定したとのこと。さらに同メディアはこの設定金額はジンチェンコの獲得を望むクラブの関心をなくすほどのものではない、と伝えている。

冨安、キヴィオル、ティンバー、ジンチェンコと左SBのポジションは少し人員過多であり、アーセナルが補強したい中盤やストライカー獲得のための資金捻出のために売却を容認する可能性も考えられている。

アルテタがシティから引き抜いたジンチェンコだが、わずか2年で恩師率いるアーセナルを離れてしまうことになるのだろうか。