コパ・アメリカは開催国アメリカがGSで消えたのが痛かった photo/Getty Images
コパ・アメリカはアメリカの敗退が響いたか
アメリカで開催されているコパ・アメリカ2024も決勝を残すのみとなった。アメリカでも連日大きな盛り上がりを見せているが、アメリカの人々はコパ・アメリカよりもEURO2024の方に興味があるようだ。
『FOX Sport』の視聴者数では、EUROの方がコパ・アメリカよりも2倍以上多くなっているのだ。
EURO2024の準々決勝では、アメリカにてポルトガルVSフランスのカードが最も大きな注目を集めた。『FOX Sport』での視聴者数はピーク時570万人に達し、クリスティアーノ・ロナウドとキリアン・ムバッペのバトルにアメリカからも視線が集まっていたようだ。
他のカードもイングランドVSスイス、オランダVSトルコの視聴者数が400万人を超えている。
一方アメリカ開催のコパ・アメリカ・準々決勝ではブラジルVSウルグアイのカードで最多214万4000人の視聴者数と発表されている。悪くない数字ではあるが、EUROの方が2倍ほど視聴者数は多い。
これは自国のアメリカ代表がグループステージで消えたことも影響しているだろう。アメリカが決勝トーナメントに進めていれば、アメリカ国民の注目度も高まっていたはずだ。
今大会はブラジル代表FWネイマールも欠場しており、決勝まで駒を進めたアルゼンチンも準々決勝でエクアドル、準決勝ではカナダと、やや地味な対戦カードではあったか。EUROの方ではスペイン代表FWラミン・ヤマル、イングランド代表MFジュード・ベリンガムら新時代を切り開く若手たちが躍動しており、今回はEUROの方が注目を集めたようだ。