クロース、モドリッチと中盤を支配していた時代の面影はもうない...の画像はこちら >>

マンチェスター・ユナイテッドで難しい日々が続くカゼミロ photo/Getty Images

一気に評価を下げてしまった

解任間近とされていたエリック・テン・ハーグが残留し、新シーズンに向けてスタートを切ったマンチェスター・ユナイテッド。補強は順調に進んでおり、リールからレニー・ヨロ、ボローニャからジュシュア・ザークツィーを獲得した。



2人合わせてすでに1億ユーロ以上を移籍市場に投下している赤い悪魔だが、さらなる補強を画策しており、そのポジションはアンカーだという。

ユナイテッドの6番といえば、22-23シーズンに7000万ユーロという高額な移籍金でレアル・マドリードから獲得したカゼミロがいるのだが、スペイン時代の輝きは見せられていない。

直近のリヴァプールとのプレシーズンマッチでは失点に直結するミスを犯し、ファビオ・カルバーリョに得点を許してしまった。

英『The Athletic』によると、ユナイテッドはカゼミロに代わる新たな6番を探しているという。候補はパリ・サンジェルマンのマヌエル・ウガルテ。しかし、ユナイテッドはフランス王者との合意を取り付けるのに苦労しており、完全移籍ではなく、ローンでの獲得も視野に入れるのではないかと報じられている。

ウルグアイ代表MFが到着するとなれば、32歳と若くないカゼミロは売りに出されるだろう。ただ売り手が付かないのが現状であり、元チームメイトであるクリスティアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスル行きも続報が聞こえてこない。

レアル時代はトニ・クロースルカ・モドリッチとともに中盤を支配していたカゼミロだが、イングランドに来たことですっかり評価を下げてしまった。タイトルを争うライバルクラブの6番にはロドリやデクラン・ライスといったトッププレイヤーが揃っており、ユナイテッドが新戦力を欲しがるのも納得だ。

編集部おすすめ