サウサンプトンに復帰したオヌアチュ photo/Getty Images
プレミア再挑戦となる
日本代表の菅原由勢が所属するサウサンプトンがプレシーズンマッチでヘタフェと対戦した。
ラッセル・マーティン監督率いるセインツはこの試合で[3-4-3]を採用しており、菅原は右ウイングバックとして先発。
後半になるとセインツは5選手を投入。2m越えのポール・オヌアチュも起用され、その高さを生かした攻撃で、ヘタフェゴールを脅かした。
ベルギーのヘンク時代に現スタッド・ランスの伊東純也と前線で強力なコンビを組んでいたオヌアチュ。20-21シーズンには33ゴールを挙げており、ベルギーリーグでそのシーズンに最も活躍した選手に贈られる「ゴールデンシュー」を受賞している。
オヌアチュはその活躍が買われ、2023年1月にセインツにやってきた。しかし、得点は挙げられず、チームは降格。昨季はトルコのトラブゾンスポルにローンで出されていた。
「彼はトレーニングに力を入れている。自信という点では、以前のポールとは違う、別人のようだ。ここにいてくれるのなら、私は彼を起用するよ」
英『Daily Echo』ではヘタフェ戦で起用されたオヌアチュについてマーティン監督がコメントしている。状態は悪くないようで、移籍しないのであれば、オヌアチュは中心選手として今季起用されることになりそうだ。
以前のプレミア挑戦はたった半年という短い期間のみだったが、今季は万全な状態で1シーズンを戦うことができる。アダム・アームストロングやセク・マラとの熾烈なポジション争いは待っているが、オヌアチュには高さがあり、右サイドからは菅原が高精度のクロスで彼を援護してくれる。