パリ五輪で大活躍のフェルミンもこの世代を代表する存在 photo/Getty Images
若手世代の台頭が第2の黄金期へ繋がる
今夏のスペイン代表はEURO2024制覇に加え、U-23世代がパリ五輪まで制した。再び黄金期到来の予感があり、スペイン代表チームに注目が集まっている。
A代表が9月にネーションズリーグをこなすが、パリ五輪世代の方も今月は2025年に行われる本大会出場を懸けたU-21欧州選手権予選を戦う予定となっている。
まず6日にU-21スコットランド代表、10日にU-21ハンガリー代表と対戦するが、それに向けたメンバーにはパリ五輪制覇メンバーを中心に豪華な顔ぶれが並ぶ。
バルセロナDFパウ・クバルシ(17)、バレンシアDFクリスティアン・モスケラ(20)、アトレティコ・マドリードMFパブロ・バリオス(21)、バルセロナMFフェルミン・ロペス(21)、レアル・ソシエダMFベナト・トゥリエンテス(22)、さらに今回はサウジアラビアのアル・アハリに所属するMFガブリ・ベイガ(22)も招集されている。
他にもバレンシアFWディエゴ・ロペス(21)、FCポルトへ移籍した大型FWサム・オモロデイオン(20)、オランダ世代別代表からスペインへと切り替え、今夏にユヴェントスからボーンマスへ移籍した197cmの超大型DFディーン・ハイセンも名を連ねている。
すでに5大リーグのトップチームで出番を得ている者が多く、この世代の成長がスペインのさらなる強化に繋がる。タレントは揃いつつあり、第2の黄金期実現もあり得るか。