ブラックバーンで活躍する大橋祐紀 photo/Getty Images
イングランドに即フィットした大橋
イングランドの実質2部に位置するチャンピオンシップで、今夏サンフレッチェ広島から加入した大橋祐紀が所属するブラックバーンが開幕から好調を維持している。
5試合を消化して3勝2分の勝ち点11で、暫定ではあるが現時点でサンダーランドに次ぐ2位となっており、開幕からの5試合で無敗は18-19シーズン以来の好成績だという。
そんなブラックバーンで素晴らしい活躍を披露しているのが、前述した大橋だ。加入後からの7試合ですでに5ゴール1アシストを記録しており、直近のブリストル・シティ戦では2ゴールを挙げて勝利に貢献した。
「前半は静かだったが、彼はそれを補って余りある活躍を見せた。2つの素晴らしいフィニッシュ、2つ目のシュートは本当に素晴らしいものだった」
英『Lancashire Telegraph』の採点で大橋はチーム最高得点となる「9」を獲得している。特にダメ押し弾となったチーム3点目のゴールは高く評価されており、シュートコースは完璧だった。しかも、それを逆足の左で沈めており、相手GKからすると予想外のコースだったのかもしれない。
チャンピオンシップの得点ランキングでは首位タイの好成績を残しており、日本代表入りの可能性も高まっただろう。上田綺世、小川航基、前田大然、浅野拓磨、古橋亨梧とライバルは多いが、十分すぎるほどのアピールはできている。10月の代表ウィークではサウジアラビア、オーストラリアとの対戦が予定されており、招集メンバーに注目したい。