ベルギー代表でのデ・ブライネ Photo/Getty Images
先日には守護神が現体制でのプレイを拒否
ナポリFWロメル・ルカクとマンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネは、10月のネーションズリーグのベルギー代表のメンバーを辞退したと地元紙『Le Soir』と『Sudpresse』が伝えた。
2人はここ数週間でベルギーの監督を務めるドメニコ・テデスコ監督と建設的な話し合いをしており、10月に対戦するイタリア戦とフランス戦のチームに帯同しないことを伝えたという。
ベルギー代表は現在、常に緊張状態にある状況だ。先日にはGKのティボー・クルトワがテデスコ監督との間に問題が生じたことで関係が悪化。テデスコ体制のベルギー代表ではプレイしないことを明言したばかりだった。また、デ・ブライネも先月のネーションズリーグ第2戦のフランスに0−2で敗戦後、テデスコ監督を痛烈批判し代表引退を示唆するような発言をするなど、これまでチームを支えてきたベテラン勢が現体制に不満をあらわにしている。ベルギーサッカー連盟によれば2人のこの決断はクルトワと同じものではなく、少なくとも2026年の次のワールドカップまで代表チームにとどまると確信しているとのことだ。
ベルギー代表は前回のワールドカップでグループステージ敗退、EURO2024はラウンド16で敗退するなどここ最近でなかなか結果を残せずにいる。こういった騒動がある中、チームの状況は今後好転するのだろうか。