パレスを指揮するグラスナー監督 Photo/Getty Images
昨季の好調はどこへ
日本代表の鎌田大地が所属するクリスタル・パレスは、今シーズンのプレミアリーグで未勝利と大苦戦が続いている。第7節リヴァプール戦でも得点を奪えず敗れてしまった。
昨季のパレスは、シーズン途中に監督に就任したオリバー・グラスナーのもと好調を維持し、トップハーフの10位でリーグ戦を終えていた。今季も、昨季の勢いそのままに躍進が期待されたが、マイケル・オリーセなどの主力選手が引き抜かれた影響もあり、降格圏内の18位まで沈んでいる。
キーオン氏は、昨季の好調はアンデルセンのパスレンジが鍵だったと語っている。ストライカーのジャン・フィリップ・マテタへボールを蹴り込むことも、斜めのボールでサイドに配球することもできたが、今はそれができる選手がいないと見解を示した。
大型補強により、主力が引き抜かれた穴は埋められたようにみえたが、グラスナーにとっては想像以上にダメージが大きかったようだ。鎌田を含む新戦力が真価を発揮することが、チームを救う解決策になるのかもしれない。今後に注目が集まる。