バルセロナで大活躍のハフィーニャ photo/Getty Images
現代サッカーに合うアタッカーと絶賛
今季ここまでリーグ戦では6ゴール6アシスト、チャンピオンズリーグでも4ゴール1アシストを記録する最高のスタートを切っているバルセロナFWハフィーニャ。昨季の時点ではバルセロナからの退団もあるかと思われていたが、今季一気に化けた印象だ。
そのハフィーニャを以前から高く評価してきたのがジョゼ・ペセイロだ。ペセイロはポルトガルのヴィトーリア・ギマランイス、スポルティングCPで指揮官を務めた経験があり、その時にハフィーニャと一緒に仕事をしている。
スペイン『SPORT」によると、ペセイロはハフィーニャの実力が現パリ・サンジェルマンFWウスマン・デンベレよりも上だと考えていたと語る。デンベレもバルセロナでプレイしたアタッカーだが、ハフィーニャのポテンシャルはそれ以上との評価だったのだ。
「ハフィーニャがバルセロナと契約した時、多くの人は『デンベレとハフィーニャがどう一緒にプレイするのか?』と言っていたが、私は『ハフィーニャはデンベレよりも良い選手だ』と言ってきたんだ。その言葉にみんな驚いていたがね」
「私はいつもハフィーニャの方がずっと完成された選手だと思っていた。彼は攻守両面でハードワークできる。現代サッカーに求められるものを全て満たしている選手なんだよ。彼がバルサの『ティキ・タカ』に合う選手かと問われれば、それはNoだ。しかし、ハフィーニャはフリックのスタイルに合っている。彼はデンベレとは異なる選手だ。デンベレの方が1対1は上手いかもしれないが、ハフィーニャはハードワークでき、シュートにパンチ力がある。
確かにハフィーニャは新指揮官ハンジ・フリックのスタイルに合っている。フリックの就任はハフィーニャにとっても転機だったと言えそうで、今ではバルセロナに欠かせぬ重要戦力となっている。