ナポリの守備を束ねるボンジョルノ photo/Getty Images
アズーリでも主力になれるだけの実力者
12試合終了時点でセリエA首位に立つナポリ。その守備を統率するのが、今夏にトリノから3500万ユーロで獲得されたイタリア代表DFアレッサンドロ・ボンジョルノ(25)だ。
昨季トリノでも結果を出していたボンジョルノだが、ナポリでその評価をさらに上げたと言っていい。ルチアーノ・スパレッティ率いるイタリア代表でも常連メンバーとなりつつあり、同世代であるインテルDFアレッサンドロ・バストーニとともにアズーリの最終ラインを統率するにふさわしい実力者と言える。
今季ボンジョルノはここまでリーグ全体5位となる13回のシュートブロックを記録していて、危ないシーンできっちりと体を張れている印象だ。
伊『Sky Sport Italia』にて、ミランで活躍した元イタリア代表DFアレッサンドロ・コスタクルタ氏はボンジョルノをジョルジョ・キエッリーニと重ねている。
「彼の今季のパフォーマンスは素晴らしいね。大きく成長しているよ。キエッリーニは少し荒っぽいところもあったが、その点でもボンジョルノはキエッリーニの後継者になれる可能性がある。彼はフィジカルも強い。(先日の)インテル戦でもDFらしい優れた読みから2度の良いブロックがあった」
セリエAをリードするチームでイタリア人DFが結果を出しているのは心強い。EURO2024ではアーセナルに移籍したDFリッカルド・カラフィオーリ、あるいはローマDFジャンルカ・マンチーニがバストーニとコンビを組んでいたが、ボンジョルノがポジションを奪取する可能性もありそうだ。
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