得点も期待できるMFエンソ・フェルナンデス photo/Getty Images
11月以降の活躍は目覚ましい
前節トッテナム戦で逆転勝利を飾ったチェルシー。2点ビハインドから4点を奪う攻撃力は現状でプレミアリーグ随一と言っても過言ではない。
その試合でも2−2の同点の緊迫した状況でゴールを決めたエンソ・フェルナンデスは、ブルーズが今シーズンはタイトルを獲得できるかもしれないと考えているようだ。
その考えが明らかとなったのは、試合後に行われた『SportsCenter』のインタビューに彼が登場した時のこと。エンソはタイトル獲得の可能性について聞かれると「実のところまだ道のりは長い。シーズンの半分近くあり長い道のりだ。もちろん人はいつでも夢を持つものだし、チームとしてもその夢を持っている」と語った。
そして「我々は非常にうまくやってきたと思うし、もちろん優勝したいと思っている。そして努力を続け、我々が望むことに集中し続けるつもりだ」と続けた。
エンソは、昨シーズン開始前に約1億600万ポンドでベンフィカからチェルシーへと移籍してきた。そのシーズンはチームの不調とともに期待された活躍が見せられず、今シーズン初めには起用法について疑問視されることもあった。ところがエンツォ・マレスカ監督の指揮のもと、ブルーズは復調し、エンソも本来の輝きを取り戻し始めている。特に11月以降の活躍は目覚ましく、7試合で3ゴール6アシストを記録。その突然の復活劇には驚かされるばかりである。
果たしてエンソが語る通り、チェルシーはプレミアリーグのタイトルを獲得できるのだろうか。今後の彼らの戦いに注目だ。