レアルの貴重なオプションとなっているブラヒム・ディアス photo/Getty Images
攻撃の貴重なオプションに
レアル・マドリードの前線では新戦力のキリアン・ムバッペ、昨季も攻撃の中心だったヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ・ゴエス、ジュード・ベリンガムといった選手たちに注目が集まりがちだ。
しかし、昨季大きく成長したMFブラヒム・ディアスも忘れてはならない。
独特のリズムから繰り出すドリブルは攻撃のアクセントになり、そのテクニックはかなり高いレベルにある。左右両方のサイドに入れることも特長的だ。
今季は9月から1ヶ月ほどハムストリングを傷めて離脱している期間があったが、復帰してからは着実に出番を増やしている。先日行われたチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第6節のアタランタ戦でも先発出場から1アシストを記録しており、ヴィニシウスやムバッペが怪我をした場合にも貴重な戦力となる。
そんなブラヒムを独特な表現で称賛したのは、昨季までチームメイトだったスペイン人FWホセルだ。SNSにて、ホセルはブラヒムのことを『ブラヒマラドーナ』と名付けている。それだけテクニックのレベルが印象的ということだろう。
ブラヒムはレアルからミランにレンタル移籍していた期間があり、当時はレアルでポジションを掴むのは困難かと思われた。しかし、今では指揮官カルロ・アンチェロッティも信頼を寄せる重要なアタッカーの1人となっている。
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