マレーシア代表の監督に就任したクラモフスキー監督 photo/Getty Images
今シーズンは7位フィニッシュ
マレーシアサッカー協会は16日、今季までFC東京を率いたピーター・クラモフスキー氏が同国代表監督に就任したと発表した。
オーストラリア出身のクラモフスキー氏はこれまでオーストラリア代表や横浜F・マリノスでアンジェ・ポステコグルー監督(現在トッテナム指揮官)のアシスタントコーチを務め、2020年に清水エスパルス、2021年にモンテディオ山形の監督に就任。
マレーシア代表は現在FIFAランク132位。今回のワールドカップ2次予選ではオマーン、キルギス、台湾と同組で2位のキルギスと勝ち点1差で3位となり、最終予選進出は逃すも2027年のアジアカップ3次予選に進出。 クラモフスキー氏は来年3月から始まる同予選から指揮を執る見込みだという。
マレーシアサッカー協会は公式サイトにて、「彼がマレーシアに来たのは、選手たちが最高の指導を受けられるように、また国際レベルの試合で活躍できるように彼らの技術や能力を向上させるために、安定したコーチングスタッフを提供するため」と就任経緯を説明。2027年のアジアカップの出場権を獲得すること、さらにFIFAランキングで100位以内に入ることが主な使命と明記した。