クリスタル・パレスに加わった鎌田 photo/Getty Images
今節はアーセナルに大敗
21日にプレミアリーグ第17節でアーセナルと対戦したクリスタル・パレスは1-5と大敗を喫した。
強豪アーセナル相手に完敗と言うしかないゲームだったが、このゲームでも厳しい批判を浴びているのがクリスタル・パレスMF鎌田大地だ。
鎌田は今夏にクリスタル・パレス入りしたが、ここまでは苦戦続きだ。11月のフラム戦では一発退場の処分を受け、3試合連続の出場停止に。今回のアーセナル戦は、出場停止明け後では初先発ゲームだった。
しかし思うような結果を残せず、61分で交代に。英『GIVE ME SPORT』は「鎌田の苦悩はアーセナル戦でも続いた」と取り上げ、クリスタル・パレス戦のパフォーマンスに納得していない。
「夏にクリスタル・パレスが鎌田と契約した時、クラブは興奮に包まれた。鎌田は監督グラスナーの下でフランクフルトで活躍していたからだ。しかしここまでリーグ戦12試合でゴールもアシストもなく、グラスナーがいつまで彼を先発で起用するのかと多くの人が考えている。今回のゲームでもアーセナルが楽々と勝利に向かう中、鎌田のプレイには迷いが見えた。鎌田は2年契約で週給15万ポンドと最高給取りの選手だが、今回のパフォーマンスは彼の序列低下の危機であり、サラリーを正当化するものではない」
フランクフルトでのパフォーマンスは見事だったが、そこを離れてからはラツィオ、クリスタル・パレスで難しい時間が続いている。現状はスタメンにふさわしいとは言えず、プレミアリーグでの初得点&初アシストはもう少し先のことになるか。