ミランでプレイするラファエル・レオン photo/Getty Images
C・ロナウドを参考にすべきとアドバイスしてきた
現在クリスティアーノ・ロナウドが所属するサウジアラビアのアル・ナスルを指揮するステファノ・ピオリ。同監督は2019年から2024年の夏までミランを指揮していた。
その際に目をかけていた選手の1人がポルトガル代表FWラファエル・レオンだ。レオンはピオリ体制における攻撃の柱であり、背番号10を背負って重要な役割を果たしてきた。
ただ、レオンはややパフォーマンスに波のある選手だ。ポテンシャルは抜群だが、それを100%活かし切れているか分かりづらいところもある。
伊『Gazzetta dello Sport』にて、ピオリはレオンにクリスティアーノ・ロナウドを参考にするようにと指示していたと振り返っている。レオンにとってロナウドはポルトガル代表の大先輩であり、代表チームで一緒に戦う仲間でもある。ロナウドから受ける刺激は多いはずだ。
「彼は成長している最中だ。今季もそうだ。ラファはまだ信じられないほど強くなれると確信している。バロンドールに届くかは分からないが、今よりもさらに強くなれる。彼が代表チームへ向かう時、彼に『C・ロナウドがやっていることをよく見て、帰ってきたら私に話してくれ』と言ったんだ。
レオンがロナウドと同じくらいプロフェッショナルな日々を過ごせば、バロンドール候補になる日がくるかもしれない。それだけのポテンシャルはあるはずで、ポルトガルの次期エースになれる存在だ。そのためにはパフォーマンスを安定させることが重要で、今が完成形ではもったいなさすぎる選手だ。