バイエルンの伊藤洋輝 photo/Getty Images
復帰時期はいまだ不透明
昨年夏にシュツットガルトから完全移籍でバイエルン・ミュンヘンに加入した伊藤洋輝だが、プレシーズンマッチでの右足中足骨骨折によって長期離脱を強いられていて、現在も復帰の目途は立っていない。
昨年11月に負傷箇所の再手術を行うなど、伊藤は復帰までに予想以上に長い時間を要している。
14日(現地時間)に行われた記者会見の場でバイエルンのヴァンサン・コンパニ監督は、伊藤の戦列復帰の見通しについて以下のように語った。
「我々は、イトウのことを今後6週間から8週間のうちに再び見れることを願っている」(ドイツ紙『Bild』より)
「彼の怪我は複雑なものであり、したがって今は多くのプレッシャーを与えたくない。彼が再びしっかりと戻って来るために時間と完全な静けさを与えるということをもう一度私は言っておきたい」
このままリハビリが順調に進めば、2月下旬から3月にかけてチームの活動に合流できるかもしれないというのが伊藤に関するコンパニ監督の見立てのようだ。シーズンが佳境に差し掛かるその時期に復帰できればチームにとって大きな助けとなるのは間違いないが、一旦は復帰間近となった中で再手術を行っているだけに状況は全く予断を許さない。