ガクポはクックとの接触で倒れたと判定された Photo/Getty Images
先制点はPKだった
プレミアリーグ第24節、ボーンマスとリヴァプールの一戦は0-2とリヴァプールが制した。リヴァプールはこれで勝ち点を56に伸ばし、暫定的に2位アーセナルとの勝ち点差を「9」に広げた。
しかし、先制ゴールとなったPKを与えた判定に異議が巻き起こっている。27分、リヴァプールFWコーディ・ガクポがボックス内でボーンマスDFルイス・クックに倒されたとしてリヴァプールにPKが与えられた。一度はガクポがオフサイドだったとして取り消されかかったが、VAR介入の結果、微妙にオンサイドであることが判明している。しかしボーンマスのファンは別の部分に異議があったようだ。リプレイを見るとガクポが自分の足に引っかかって倒れたように見えるというのだ。
ボーンマスのファンからはすぐに不満の声が上がった。『Mirror』はボーンマスファンの怒りの声を取り上げている。
「笑えるほどひどい判定だ」
「審判はリヴァプール出身者だ」
「ガクポがペナルティキックのために自分の足を踏んで倒れるところが見えないのなら、VARを使う意味などない」
「あれはペナルティじゃない。ガクポがつまずいて倒れただけ。審判がリヴァプールに有利な判定を下すなら、もうタイトルを与えてしまえよ」
「ガクポの明らかなダイブに対して、どうしてペナルティになるのか?」
ボーンマスも良い戦いを見せていただけに、微妙な判定で試合の流れが変わってしまったのはファンにとって納得がいかないところだろう。実際に試合内容は互角と言っていいものであり、試合後、リヴァプールのアルネ・スロット監督は「ここで勝つには少しの運が必要かもしれない。我々のペナルティはオフサイドではなかったが、あちらの得点がオフサイドだった。
ともあれ、勝ったのはリヴァプールだ。まだ1度の負けしか記録していない彼らの快進撃はどこまで続くだろうか。