負傷離脱が目立っているジョタ photo/Getty Images
来夏の移籍市場では主役となるだろう
プレミアリーグでは消化試合数が1試合少ないながらも2位アーセナルとの勝ち点差を「6」としているリヴァプールだが、FA杯では4回戦でプリマス・アーガイルに敗れ、国内3冠は達成不可能となってしまった。
そんなリヴァプールはすでに来夏に向けて動き出しており、『ANFIELD WATCH』によると、攻撃陣が刷新されるという。
ヌニェスに関してはアーリング・ハーランドに並ぶ存在として活躍を期待されたが、今季のプレミアリーグでは未だ4ゴールしか挙げられておらず、期待に応えられていない。同選手に対してはサウジ・プロリーグから熱視線が寄せられており、リヴァプールは来夏売却に応じる考えがあるようだ。
サウジのターゲットになっているのはディアスも同様で、チーム内での存在感は大きいものの、クラブとの契約は残り2年となっており、契約延長に合意したという話は出てきていない。指揮官であるアルネ・スロット監督は同選手に不満を募らせており、彼も放出候補となっている。
ジョタはサイドだけでなくCFもこなす器用なFWだが、いかんせん怪我での離脱が多い。今季もプレミアリーグだけで8試合を欠場しており、計算しにくいアタッカーとなってしまった。彼にはアーセナルから関心が寄せられているようで、リヴァプールはライバルクラブへの売却に消極的だが、評価額を満たす移籍金が提示されれば、売却にOKを出すとみられている。
チームの中心人物であるモハメド・サラー、フィルジル・ファン・ダイク、トレント・アレクサンダー・アーノルドの3人が契約最終年を迎える中で、さらにFWの世代交代も考えているリヴァプール。来夏の移籍市場は大忙しとなりそうだ。