カサドとデ・ヨングのどちらを先発起用してほしい? バルササポ...の画像はこちら >>

バルセロナで評価を伸ばしてきたカサド photo/Getty Images

スペインメディアのアンケート結果は

今季のバルセロナではMFフレンキー・デ・ヨングが負傷で開幕に間に合わず、中盤の再構築を迫られた。指揮官ハンジ・フリックが抜擢したマルク・ベルナルも長期離脱してしまい、ちょっとしたピンチを迎えていたのだ。



それを救ったのが21歳のMFマルク・カサドだ。バルセロナのカンテラ出身者というだけあり、足下の技術はかなりのレベルにある。今季はここまでリーグ戦20試合、チャンピオンズリーグはリーグフェーズ8試合全てに出場しており、フリックの下でブレイクの時を迎えた。

しかしデ・ヨングも昨年10月より戦列に復帰し、徐々にプレイタイムを伸ばしてきた。それに伴いカサドの出番はやや減少傾向にあり、リーグ戦ではセビージャ戦、ラージョ・バジェカーノ戦の直近2試合で2分間しかプレイしていない。

2025年に入ってからはデ・ヨングが7試合に先発し、カサドは6試合。基本的にフリックは2人をローテーションさせてきたが、最近はデ・ヨングが優先されるケースが目立つ。

デ・ヨングもオランダ代表の心臓と言える実力者であり、そのサッカーセンスは特別だ。ただ、スペイン『Mundo Deportivo』のおこなったアンケートでは実に72%のサポーターがカサドを先発起用してほしいと答えている。

ここまでのカサドのパフォーマンスがそれだけ評価されている証でもあるが、ここからはリーグ優勝争いに加えてチャンピオンズリーグ決勝トーナメントも始まる。重要なゲームが増える中でフリックはどちらを優先的に起用するのか。サポーターの中ではカサドをプッシュする声がやや多いようだ。

編集部おすすめ