昨季レアルのCL優勝に貢献したホセル photo/Getty Images
昨シーズンのCL優勝に貢献
現在カタールのアル・ガラファでプレイするFWホセル(34)は昨夏のレアル・マドリード退団をスペイン『MUNDODEPORTIVO』にて振り返った。
セルタでプロデビューを飾った同選手は苦労人だ。
これまで苦労してきたストライカーだが、昨シーズンはレアルの切り札として存在感を示し、公式戦49試合で17ゴール3アシストを記録した。CL準決勝2ndレグ・バイエルン戦では0-1で負けていた中、81分からの出場で2ゴールをあげ、2-1の逆転勝利に大きく貢献。ホセルの活躍もあり、2戦合計スコア4-3でバイエルンを下し、レアルは決勝へ。そして優勝に輝くことができたのだ。
シーズン終了後、レアルは買取オプションを行使し、クラブは慰留に努めたが、ホセルは新天地への挑戦を決断。惜しまれながらも退団した34歳は次のように昨夏の騒動を振り返った。
「レアル・マドリードとの別れは、私の人生で最も辛い瞬間の一つだった。残りの人生をマドリードで過ごすつもりだったから、私はその決断を心から下すことはできなかった。そのことを考えると今でも鳥肌が立つ。
「退団を決意したとき、妻と話すことができなかった。ルーカス・バスケスが電話をくれたが、彼ともモドリッチとも話すことができなかった。言葉が見つからなかったんだ。アンチェロッティに伝えるのは難しかった。彼は私に残ってほしいと思っていたので、怒っていたからだ」
レアル愛が強かったからこそ、退団を決断するのに苦労したことを明かしたホセルだが、昨シーズンの輝きは多くのファンの心に残っているに違いない。
ちなみにホセルは今シーズンよりプレイするアル・ガラファでは公式戦24試合で11ゴール2アシストをマークしている。