スポルティングCPのクエンダ photo/Getty Images
マンチェスターではなくロンドンに向かうようだ
近年は将来性のある若手をターゲットとし、移籍市場で積極的な動きを見せているチェルシー。『The Athletic』によると、スポルティングCPでプレイする17歳のジオバニー・クエンダ獲得で合意に至ったようだ。
クエンダはスポルティングのユース出身のプレイヤーで、昨年トップチームデビューを飾っている。本職はWGだが、スポルティングではWBとして起用され、継続して出場機会を得ている。
チェルシーはこのクエンダを4500万ユーロから5000万ユーロ(約73億円から約81億円)といわれる移籍金で獲得に合意し、契約期間は2033年までの7年間。1年間の延長オプションが付く契約を結んだようだ。
このクエンダはルベン・アモリム体制で評価を高めた選手であり、マンチェスター・ユナイテッドも1月の移籍市場で同選手の獲得を目指していた。ユナイテッドはチェルシーが提示したとされる4500万ユーロから5000万ユーロの移籍金を用意していたようだが、スポルティングの至宝はチェルシーを選んだようだ。
チェルシーはクエンダを純粋なWGの選手として考えており、トップチームへの合流は26-27シーズンになるという。来季はスポルティングに残ってプレイタイムを確保するプランなのだろう。