代表に戻ってきたクルトワもリーダーの1人だ photo/Getty Images
リュディ・ガルシア体制でまずはネーションズリーグの戦いへ
ドメニコ・テデスコに代わり、リュディ・ガルシアを指揮官に迎えたベルギー代表は、20日にネーションズリーグ昇格・降格プレイオフ1stレグのウクライナ戦に臨む。
ガルシアにとっては重要な初陣だが、ベルギー『VoetbalPrimeur』はウクライナ戦へガルシアが新体制のリーダーを4名選んだと取り上げている。
その4名とは、FWロメル・ルカク、MFケビン・デ・ブライネ、ユーリ・ティーレマンス、そして代表復帰を果たしたGKティボー・クルトワのセンターラインだ。
このうちルカク、デ・ブライネ、クルトワは黄金世代の中心であり、3人にとって2026ワールドカップ北中米大会が最後の挑戦となるかもしれない。エデン・アザールやトビー・アルデルヴァイレルト、ヴァンサン・コンパニといった選手たちはすでに代表を離れており、黄金世代と呼ばれた時代は終わりへと近づいている。
世代のピーク的にはベスト8に入ったEURO2016、3位に入った2018ワールドカップ・ロシア大会だろうか。いずれの大会でも前評判は高かったが、結局この世代でトロフィーを獲得することは出来ていない。
2026年大会も優勝候補とは言えないが、ルカクやデ・ブライネらにはまだクオリティがある。黄金世代最後の輝きとなるかもしれないが、2026ワールドカップへガルシアはベルギーの状態を上げられるだろうか。
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