日本代表の高井 Photo/Getty Images
存在感を示す
川崎フロンターレユース出身の高井幸大が、2026年W杯アジア最終予選のサウジアラビア戦でA代表初のフル出場を果たした。高校2年生でプロ契約を結んだ逸材は、パリオリンピック代表にも選出されるなど、着実にステップアップ。最終予選初スタメンの舞台でも、堂々たるプレイを見せ、日本代表の新たな壁として存在感を示した。
試合は0-0のスコアレスドローに終わったものの、高井は無失点に大きく貢献した。ルーズボールへの落ち着いた対応やデュエルでの力強さ、そして冷静な判断力をみせ、最終予選8戦無敗に貢献する安定したパフォーマンスを披露した。試合後、高井は「突破を決めていたので、思い切ってプレイできた」と語り、落ち着いて試合に臨めたことを明かした。しかし「もっと縦パスを入れられた」と反省の弁も述べ「引かれた相手をどう崩すかが課題」と、更なる成長への意欲を示した。
攻撃時には積極的にビルドアップに参加し、日本の攻撃の起点となった。データサイト『FotMob』によると、高井はパス成功率95%、空中戦勝率71%を記録。安定した守備と攻撃への貢献を数字で証明した。
高井は今後について「自チームに帰って、しっかりとハイパフォーマンスを続けたい」と力強く語った。W杯本戦という大舞台を見据え、高井は更なる成長を誓う。川崎フロンターレで培った技術と経験を糧に、高井幸大は日本代表の新たな壁として、その名を世界に轟かせるだろう。
若き才能がアピール
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) March 25, 2025
初先発のDF高井幸大がスイッチを入れるパス
前田大然のシュートは惜しくもポストを叩く...
AFCアジア最終予選
日本×サウジアラビア
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