アロザレーナが”打った瞬間”の豪快フルスイングで同点ソロ マ...の画像はこちら >>

勝負強いバッティングが光るアロザレーナ photo/Getty Images

腕組みポーズを披露

シアトル・マリナーズのランディ・アロザレーナが開幕戦から持ち前の勝負強さを発揮し、チームの勝利に大きく貢献した。

アロザレーナといえば、メキシコ代表として2023WBCに出場。侍ジャパンと戦った準決勝では攻守に渡りチームに勢いをもたらす印象的なプレイを見せ、日本代表にとっては大きな脅威となった。

その彼が、日本時間28日に行われたオークランド・アスレチックス戦に4番・レフトで先発出場。マリナーズが1点を追う8回裏、1死ランナーなしの場面でアロザレーナに打席が回った。そしてカウント0−2から右腕ホセ・レクラクの甘く入ったスライダーを見逃さず、豪快にフルスイング。打った瞬間ホームランとわかる打球が、レフトスタンドへ一直線に飛んで行った。

同点ソロを放ち、興奮したアロザレーナはバットを地面に向け叩きつけ、雄叫び。ダイヤモンドをゆっくりと周った後に、自信たっぷりな表情を浮かべ、腕組みポーズを披露した。

その一打をきっかけにマリナーズはこの回にホルヘ・ポランコの勝ち越し2ランも飛び出し、4−2で逆転勝利した。

ちなみに試合前にはマリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏の始球式が行われ、試合内容と合わせてファンにとっては思い出に残る夜となったことだろう。

編集部おすすめ