クンデがアーノルドの後任候補に photo/Getty Images
攻撃型か、守備型か
リヴァプールは主力3選手に契約満了の可能性があったが、すでにモハメド・サラー、フィルジル・ファン・ダイクとの延長に成功しており、流出を防いでいる。しかし、3人目であるトレント・アレクサンダー・アーノルドとの延長の話はなく、やはり、レアル・マドリードへの移籍が濃厚なのだろうか。
『Liverpool Echo』では生え抜きであるアーノルド放出に備えて、彼の代役となれる5人の右SBをリストアップしている。その5人はレヴァークーゼンのジェレミー・フリンポン、トッテナムのペドロ・ポロ、クリスタル・パレスのダニエル・ムニョス、バルセロナのジュール・クンデ、ライプツィヒのルシャレル・ヘールトロイダだ。
特徴としてはフリンポン、ポロ、ムニョスの3人が攻撃的な右SBで、クンデ、ヘールトロイダが守備的な右SBとなる。後者2人はCBでもプレイ可能で、守備を強化することができる。
リヴァプールにはすでにコナー・ブラッドリーという優秀な右SBがおり、彼はどちらかといえば攻撃的な選手だ。そのため新たなSBは守備型であればバランスが良いのかもしれない。
ヘールトロイダは以前フェイエノールトに所属しており、リヴァプールの現指揮官であるアルネ・スロット監督の指導を受けていた過去を持っている。
リヴァプールは右だけでなく左SBの補強も検討しており、アーノルドとアンドリュー・ロバートソンが両翼を務めた時代はこれにて閉幕となるのだろうか。