今季限りでシティと契約満了のデ・ブライネ Photo/Getty Images
決断の時が迫る
ケヴィン・デ・ブライネが今季限りでマンチェスター・シティを退団する意向を示した中、古巣チェルシーへの復帰が噂されている。しかし、プレミアリーグ残留には大幅な減俸という問題が立ちはだかっているようだ。
33歳となるデ・ブライネは、シティとの契約延長を断念されたことを明かしており、今夏にフリーでの移籍が可能となる。英国内では元チェルシーのジョー・コール氏やウィリアム・ギャラス氏らレジェンドが、彼のスタンフォード・ブリッジ帰還を熱望しているとされる。
しかし、現実は甘くない。プレミアリーグの多くのクラブは、現在のデ・ブライネの高額年俸に見合うオファーを提示することが困難であり、MLSやサウジ・プロリーグの巨額オファーには太刀打ちできないと見られている。そのため、イングランド国内でのプレイを続けるためには減俸を飲むしかないようだ。
先日、ベルギー代表MFは将来について以下のように語っている。
「何事にもオープンでいるつもりだ。全体像を見なければなならない。スポーツ面、家族、すべてを総合的に見て、自分と家族にとって何が最も理にかなっているか考慮して決断したい。自分はただサッカーが好きなんだ。競争するのが好きなんだ」
シティで10年を過ごし、数々の栄光を手にしたデ・ブライネ。