「夢の世界に生きているに違いない」就任初年度でプレミア制覇を...の画像はこちら >>

トッテナム戦で優勝を決めたスロット監督 photo/Getty Images

プレミア初挑戦で戴冠

リヴァプールは4月27日に開催されたプレミアリーグ第34節でトッテナムとアンフィールドで対戦した。

引き分け以上で優勝が決まる一戦で、序盤にドミニク・ソランケのゴールで先制を許すなか、ルイス・ディアスが同点に追いつくとアレクシス・マックアリスターがミドルを突き刺して逆転。

その後も3点を追加したリヴァプールが5-1で勝利し、20度目のリーグ制覇を成し遂げた。

試合後にはリヴァプールOBで現在は英メディア『BBC』の解説を務めるダニー・マーフィー氏が、指揮官を絶賛。今シーズンからリヴァプールを率いて初年度にリーグチャンピオンへ導いたアルネ・スロット監督について「いくつかのトラブルを予想していたはずだが、実際にはそれほど多くはなかった」として、次のように功績を称えた。

「フィルジル(ファン・ダイク)もサラーも引き留めた。全てがプラスだ。正直に言って、彼は夢の世界に生きているに違いない。草原をスキップしているような気分だろう。彼にとって信じられないようなスタートだった」

ユルゲン・クロップ監督の後任という大役を務めたスロット監督。同氏はクラブのOBでさえも今期の優勝は予想外だったと語る。

「正直に言ってリヴァプールの熱狂的なファンや、私もその一人だが評論家もクロップが退任し、選手を一人しか獲得していない今季、リーグ優勝を夢見ていなかった。信じられないことだ」

自身のシステムを構築しながら勝利も積み上げていった指揮官には、OBも驚きの声を上げた。

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