ナポリの選手たちがスクデットを獲れると確信した日　ギルモアが転機に挙げたゲームは「このチームのメンタリティがいかに強いか」
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セリエA首位を走るナポリ photo/Getty Images

再びインテルから首位の座を奪い返した

一時はインテルの優勝で決まりかと思われたが、そのインテルが終盤に失速したこともあり、セリエAの戦いは展開が読めなくなった。

インテルが勝ち点を落とした隙を突いて首位を奪い返したのは、ナポリだ。

今節は敵地でレッチェを1-0で撃破し、首位をキープ。2位インテルとは3ポイント差がついており、ナポリは残り3試合勝利できればスクデット奪還だ。

ナポリも3月には引き分けが続いて勝ち点をこぼした時期があったのだが、選手たちの中にはスクデットを狙えるとの手応えがあったのだという。ナポリMFビリー・ギルモアが1つの転機と語ったのは、今年1月のアタランタ戦だ。

ギルモアに出番はなかったのだが、ナポリは1月18日に行われたセリエA第21節でアタランタに3-2と逆転勝利を収めている。激しい点の奪い合いとなったが、アウェイでアタランタを撃破したことがナポリの自信になったとギルモアは語る。

「アタランタとのアウェイゲームが転機と言える。相手に1点先制されたけど、そこから反撃して3-2で勝利できた。このチームのメンタリティがいかに強いか、それを示すゲームだったと思う。僕たちは常に最後まで全力を尽くし、ここまで本当に良い成績を収めている。目の前の試合をこなし、どうなるかだね」（『セリエA公式』より）。

インテルに差をつけられた時も、ナポリの選手たちは自信を失っていなかったのだろう。
シーズン途中にはFWクヴィチャ・クワラツヘリアが退団するなど難しい問題もあったが、今セリエAの主導権を握っているのはナポリだ。

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