去就注目されるキエーザ photo/Getty Images
プレミアでは5試合のみの出場
リヴァプールでプレイするイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)は早くも今夏の去就が注目され始めている。
昨夏、ユヴェントスからリヴァプールに加入したキエーザだが、今シーズン怪我に悩まされた。
アルネ・スロット率いるチームは素晴らしいパフォーマンスを見せ、今シーズンのプレミアリーグを制したが、キエーザはリーグ戦では5試合にしか出場しておらず、プレイ時間はわずか41分のみ。公式戦全体でも13試合で2ゴール2アシスト、プレイ時間は403分のみと限定的だ。
怪我によるコンディション不良でなかなか出場機会を得ることができなかったキエーザだが、伊『calciomercato.com』は今夏イタリアに復帰する可能性があると主張している。同メディアは「キエーザは野心的な性格のため、来シーズンリヴァプールで挽回したいと考えている」と伝えながらも、「一方で他方では、自分にぴったりのプロジェクトで再び主役になりたいという強い思いがある。27歳の元ユヴェントス選手は、キャリアの絶頂期にあり、失った1年は2倍の重みがある」と綴っており、将来について葛藤していると報じている。
そして可能性が高いシナリオとして主張するのがイタリア復帰だという。ナポリはキエーザを迎え入れる準備をすでに整えているようで、またACミランのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるジェフリー・モンカダ氏は同選手の獲得を熱望しており、この2クラブによる争奪戦が予想されるようだ。
昨夏と今冬の移籍市場で静かだったリヴァプールは今夏大きく動くと予想されており、新戦力のみならず既存戦力の去就も注目を集めている。リヴァプールでの1年目は怪我に悩まされ悔しいシーズンとなったキエーザだが、今夏の去就はいかに。
編集部おすすめ