46歳になったレジェンドのパッキャオ氏 photo/Getty Images
WBCウェルター級世界王者と対戦する
プロボクシング元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ氏が、7月19日に米ネバダ州ラスベガスでWBC世界ウエルター級王者マリオ・バリオスと対戦するようだ。『ESPN』が報じている。
パッキャオ氏は現在46歳。16年から22年まで母国フィリピンの上院議員を務め、12日に投票が予定されている同国の上院選に出馬している。来月には国際ボクシング殿堂入りを果たすことも決定している。
現役時代の戦績は72戦62勝(39KO)8敗2分で、フライ級、スーパーバンタム級、スーパーフェザー級、ライト級、ウエルター級、スーパーウエルター級で世界王者となった。
昨年7月には「超RIZIN.3」に参戦し、安保瑠輝也とエキシビションで対戦。その後、現役復帰の意欲も明かすと、同年中にバリオスに挑戦するとも噂されていた。
パッキャオ氏は既にネバダ州コミッションから出場許可を得ており、WBCのマウリシオ・スレイマン会長は「現在バリオスは7月にパッキャオと対戦する予定。素晴らしい試合になる。パッキャオは王者として引退を希望しており、ウェルター級で戦うことになる」と語ったという。
果たしてパッキャオ氏は本当にリングにタイトルマッチを戦うのか。またその試合で見事、王者返り咲きなるか。今後の動向に注目だ。