リーズで活躍するピロエ photo/Getty Images
イングランド2部でのアピールは十分すぎるほどだが
今季イングランド2部で勝ち点100を稼ぎ、プレミアリーグ昇格を決めたリーズ・ユナイテッド。そのチームでリーグトップとなる19ゴールを挙げたのが、25歳のオランダ人FWジョエル・ピロエだ。
ピロエは昨季もリーズのエースとして14ゴール3アシストを記録していたが、今季はそれを上回る19ゴール7アシストと躍動。チームの昇格に大きく貢献した。
ピロエはオランダの名門PSVからイングランドのスウォンジーへ移籍し、2023年にリーズへ加入。目標としているのは、オランダ代表でのプレイだ。
問題は、イングランド2部での活躍を代表監督ロナルド・クーマンがどう捉えるかだろう。オランダ『Voetbal International』のインタビューで、ピロエはイングランド2部のレベルが過小評価されているとの思いも口にしている。オランダのエールディヴィジとイングランド2部のどちらがハイレベルなのか。これは意見が分かれるところかもしれない。
「自分には実力があると思っている。エールディヴィジとイングランド2部が比較されるのは少々残念だね。来季はトップリーグで自分の実力をアピールしたい。そうすれば本当に(代表への)扉をノックすることになるはずだ」
「PSVについては、僕の心に深く根ざしているクラブだ。
今のオランダはセンターフォワードのピースが不足している。来季プレミアの舞台で結果を残せれば、クーマンも無視できない存在となるだろう。