トッテナムに敗れたユナイテッド photo/Getty Images
最高評価はトッテナムDFロメロに
プレミア対決となったEL決勝は42分のブレナン・ジョンソンのゴールが決勝点となり、トッテナムが1-0でマンチェスター・ユナイテッドを撃破。悲願のタイトルと来シーズンのCL出場権を手にした。
そんななか、英『Sky Sports』はこの試合の両チームの選手評価を発表。最低評価は10点満点中の「4点」となっており、2人のユナイテッド戦士に厳しい言葉を送っている。まず1人目がルーク・ショーだ。今シーズンも怪我に悩まされたショーはシーズン終盤に復帰し、3バックの一角を任されたが、対峙するジョンソンに決められたことで厳しい見方に。
「序盤にジョンソンに何度か簡単に抜かれたため、同じ選手にゴールを奪われたのも驚きではない。ボールの運びも不十分だった。ショーがもっと鋭いプレイを見せれば、もっと良い結果が残せたかもしれないが、ユナイテッドはそのポジションでリサンドロ・マルティネスの不在を痛感した」
そしてもう1人厳しい評価が下されたのがキャプテンのブルーノ・フェルナンデスだ。チームが不調の中、今シーズン公式戦56試合に出場し19ゴール19アシストと奮闘していたブルーノだが、トッテナム戦での出来に同メディアは厳しく言及した。
「マンチェスター・ユナイテッドのキャプテンは、スパーズのフラットな中盤3枚に苦戦し、終始目立たないプレイを見せた。ウドジェに激しく突進してフリーキックを献上し、ジョンソンにシンプルなパスをカットされてスパーズのカウンターアタックを許したことが、彼のフラストレーションを象徴していた。そして、同点に追いつく絶好のチャンスを逃した。キャプテンらしいプレイとは到底言えない」
特に試合終盤は猛攻を見せ、幾度となくゴールに迫ったユナイテッドだが、体を張ったトッテナム守備陣の牙城を崩すことはできず。
リーグでは現在16位と苦しいシーズンだっただけにELタイトルを獲得したかったところだったが、後一歩及ばなかった。
一方で同メディアが最高評価をつけたのはトッテナムの守備を支えたクリスティアン・ロメロで10点満点中「9点」をつけている。
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