さすがに“8500万ポンド”は高すぎた? リヴァプールのヌニ...の画像はこちら >>

リヴァプールで得点量産とはなっていないヌニェス photo/Getty Images

ゴール前の精度やポジショニングなど課題は多く

昨季はプレミアリーグで11ゴール8アシストの成績を残したが、今季は5ゴール2アシストと数字が落ち込んだリヴァプールFWダルウィン・ヌニェス。スタメンに入る機会も減少し、個人的に今季はほろ苦いシーズンだったのではないか。



ヌニェスは2022年にリヴァプール入りしているが、移籍金が8500万ポンドとかなり高額だった。これがヌニェスへの視線が厳しくなっている理由の1つであり、移籍金に見合う働きとは言えないだろう。

『Betting Rounge』のインタビューにて、クラブOBで解説者のディートマー・ハマン氏も移籍金に見合う働きではないと厳しい評価を下している。

「選手を獲得すれば、上手くいくときもあれば失敗するときもある。8500万ポンドも費やせばゴールは保証されるだろうと私を含め誰もが思っていただろうが、振り返れば無駄なお金の使い方だった。当時の移籍金をどれだけ回収できるかだ。もしサウジアラビアのクラブが交渉に出てくるなら、元を取れるかもしれないね。ただ、彼がタイトルを獲得したチームの一員であったことは忘れてはならない。彼は他の選手と同様に自分の役割をこなした。他の選手ほどの貢献度はなかったかもしれないが、チームが成功を収めている状況では受け入れやすいこともある」

ヌニェスはサイズ、スピードもあるFWだが、動き出しのタイミングやポジショニング、ゴール前での精度など課題もいくつかある。8500万ポンドの移籍金はヌニェス自身にとってもプレッシャーとなっているはずで、特に今季は厳しいシーズンだった。

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