CL決勝まで駒を進めているインテル photo/Getty Images
PSGとの決戦へ
惜しくもスクデットはナポリに奪われてしまったが、インテルにはまだチャンピオンズリーグ決勝が残っている。再びの欧州制覇こそ、今季インテル最大の目標とも言える。
インテルは2023-24シーズンもCL決勝に進んだが、その時はマンチェスター・シティに敗れてしまった。2シーズンぶりの決勝となる今季こそはと、選手たちも特別な思いで今回のファイナルに臨む。
2シーズン前の悔しい準優勝を知る選手の1人であるMFハカン・チャルハノールは、マンCとの決勝から学んだことは多いと振り返る。今はチーム全体が経験を積み、今回の決勝パリ・サンジェルマン戦へ経験を活かしたい考えだ。
「シティとの試合からいくつかの部分を改善してきた。今は経験も積んだし、チームは本当に成長したと思う。CLではバルセロナ、バイエルンといった素晴らしいチームも撃破してきたし、数々のゲームでメンタリティを発揮できたと思う。僕たちはピッチに全身全霊を注ぎ込んでいる。それが成功の秘訣だ。スクデットを失ったのは痛手だけど、それでもチームは団結している。本当に良いプレイをしてきたし、(ナポリには)たった1ポイント差で負けただけだ。辛いけど、前を向いて進まないといけない。
PSGが素晴らしいチームであることは分かっているけど、必ず勝ち取りたい」(『Sky Sport Italia』より)。
ルイス・エンリケ率いるPSGは運動量も豊富なチームで、おそらくは決勝も試合開始からフルスロットルでプレスをかけてくると予想される。インテルの方はチャルハノールを筆頭に経験豊富な選手が揃っており、勢いあるPSGをどういなすかが注目される。
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