那須川天心の世界前哨戦 対戦相手のサンティリャンが来日 アマ...の画像はこちら >>

悪童の異名も持つサンティリャン (写真:本人インスタグラムより)

勝利に自信

6月8日に有明コロシアムでWBC世界バンタム級1位・那須川天心と対戦するWBA同級6位ビクトル・サンティリャンが試合のため来日した。

サンティリャンはドミニカ共和国出身の29歳。アマチュア戦績も200戦を誇り、プロキャリア15戦14勝5KO1敗と素晴らしい成績を残している。プロのリングでの1敗は、23年6月のWBA世界バンタム級挑戦者決定戦で石田匠に判定負けを喫したのみ。サンティリャンはこの判定を不服とし、WBAに抗議文を送った経緯があった。今回、その苦い経験を持つ日本での対戦となる。

那須川については「彼が有名なのは知っている。それが戦うモチベーションになっている。有名な選手と戦うことは多くの人の目に触れ、試合が不公平にはならない」と語ると「今回は万全なトレーニングを積んできた。疑問の余地を残さない程の戦いで勝利する」と自信も見せた。

また那須川が以前、かつてRIZINのリングでボクシングのエキシビジョンマッチとしてフロイド・メイウェザーに敗れたことを自虐的に「スキンヘッド恐怖症」と語り、サンティリャンの風貌がメイウェザーに似ていることに言及していた。それについて聞かれると「頭の形とひげは似ているかもね」と笑みを浮かべ「那須川は再びメイウェザー戦のような悪夢を見ることになる」と挑発した。

那須川の世界王者挑戦の道に立ち塞がる難敵サンティリャン。運命のゴングが5日後に鳴らされる。


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