シャドーボクシングで汗を流す那須川 (写真:本人インスタグラムより)
剃り込みの理由も説明
6月8日に有明コロシアムで開催される「Prime Video Boxing 13」。その公式記者会見が6日、後楽園ホールで開かれた。
同興行で世界前哨戦に臨むWBCバンタム級1位・那須川天心は、金色だった髪を黒く染め、右耳上の刈り上げた部分に「天」とそり込みを入れた新しいヘアスタイルで登場した。
その那須川は試合に向けて「コンディションは心も気持ちも体も全て整えてきた。前回に比べてボクシングの幅というか、自分の手札を沢山増やしてきた。日々強くなっているのが今回改めて分かった」と勝利への期待と自信を見せると、髪型については「前日に染めた。コスチュームとそろえて黒。矢沢永吉の曲で“黒く塗りつぶせと”とあるので塗りつぶした」と語り、剃り込みを入れた「天」は「グッズに天と書いてるので連動させた。みんなの思いも乗せているという意味」と解説した。
対戦相手のWBA同級6位ビクトル・サンティリャンとは会場で初対面。実際にその印象を問われると「気合入ってるなというか、スタイリッシュですし、スマートですし。一番は良いサングラスをつけてるなと、ちょっと気になるな」とこの一戦にかける意気を身に纏っているものから感じたことを明かした。
そのサンティリャンはアマチュアボクシングで200試合以上経験している難敵。しかも那須川にとってはボクシング転向後初めてのサウスポーとの対戦となる。